Minimal Means, Maximum Effect
最小の手段で、最大の効果
山形県山形市を拠点とするデザインスタジオ。領域を定めず、空間・プロダクト・グラフィックといったジャンルを横断し、時にはアートにまでその表現を拡張している。私たちが目指すのは、要素を加えるのではなく、本質を示すことにある。
何もない空間に小さな石をひとつ置くと、それだけで空間は二つに分かれる。そのわずかな「部分」、あるいは操作が「全体」に意味を与えるように、デザインにおける全ての作為が必然を伴うものとなるよう、模索し続けている。
その基盤となるのが、地域との協働である。山形には数多くの工場があり、熱意ある人たちが日々ものづくりに打ち込んでいる。彼らと関わる中で培われた確かな技術と誠実な手仕事への理解は、私たちの活動を支える揺るぎない土台となっている。
What we make | 事業内容
Space|空間
住宅・店舗・宿泊施設・展示会などの設計・デザインを行います。建築的なスケールから家具や什器、サインまでを一貫して手がけています。
Product|プロダクト
工芸から工業まで幅広い製品開発に取り組みます。織物や金属加工など、土地に根付いた技術を活かしたものづくりを探求しています。
Graphic|グラフィック
ロゴ、パッケージ、印刷物、サイン計画、ウェブなど、幅広いグラフィックを設計します。空間・プロダクトと連動させたデザインを提供します。
Art|探求
観察と検証を起点に、素材・現象をテーマとしたリサーチと表現に取り組みます。展示・インスタレーション・プロトタイプを通じて仮説を検証し、記録と発表までを行います。プロジェクトへ還流可能な知見を蓄積しています。
Team | スタッフ
渡邉吉太
Founder / Creative Director / Designer
1981年宮城県生まれ。
東北芸術工科大学卒業後、スウェーデン国立アート・クラフト・デザイン大学/KONSTFACKに留学。帰国後、都内でのフリーランスを経て、2006年にアトリエセツナを設立。
濃密なリサーチと造形のロジックを重要視し、空間・立体・平面を横断してディレクションとデザインを手がける。最小の手段で最大の効果を導くことを主眼に置き、構造の整理と素材の選定、実装までを統合的に設計する。
現在、大学教育にも携わり、後進育成にも取り組む。
東北芸術工科大学 デザイン工学部 プロダクトデザイン学科 准教授
宮城学院女子大学 非常勤講師
秋本 美鈴
Designer
2001年東京都生まれ。
東北芸術工科大学卒業、超大型3Dプリンターの制御研究に従事し、2025年2月より入社。
空間設計を中心に、プロダクトやグラフィックへと領域を広げている。スケッチや模型など手を動かすプロセスを重視しつつ、数理モデル・アルゴリズム・計測値に基づくデザインを得意とする。パラメトリックに導かれた線を採用し、ニュートラルなデザインを組み立てる。実践的かつ柔軟なアプローチでデザインを探究している。
秋本 美鈴
Designer
2001年東京都生まれ。
東北芸術工科大学卒業、超大型3Dプリンターの制御研究に従事し、2025年2月より入社。
空間設計を中心に、プロダクトやグラフィックへと領域を広げている。スケッチや模型など手を動かすプロセスを重視しつつ、数理モデル・アルゴリズム・計測値に基づくデザインを得意とする。パラメトリックに導かれた線を採用し、ニュートラルなデザインを組み立てる。実践的かつ柔軟なアプローチでデザインを探究している。
Recognition | 受賞歴
2024 - 第30回 東北ニュービジネス大賞 表彰制度 特別賞
「ぷらしる」|株式会社山本製作所
2023 - 東北地方発明表彰 文部科学大臣賞
「ぷらしる」|株式会社山本製作所
2023 - TOHOKU DX 大賞 支援部門 優秀賞(TiSA会長賞)
MECOM DX Center|株式会社メコム
2022 - 第34回 中小企業優秀新技術・新製品賞(優良賞/産学官連携特別賞/環境貢献特別賞)
「ぷらしる」|株式会社山本製作所
2021 - 山形エクセレントデザイン 環境デザイン賞
「ぷらしる」|株式会社山本製作所
2021 - ウッドデザイン賞 ハートフルデザイン部門
「OU(オウ)」|株式会社山本製作所
2019 - グッドデザイン賞
「OU(オウ)」|株式会社山本製作所
2019 - 山形エクセレントデザイン 大賞
「OU(オウ)」|株式会社山本製作所
2018年以前|受賞・掲載 複数
(2012「OKOMEBITSU」グッドデザイン賞、2013「家具再生」グッドデザイン賞 など)。

